私、お餅をカビさせない方法に関しては、かなり詳しい。
親戚が米どころ新潟にいて、毎年暮れになると、臼と杵でついたお餅をダンボール一箱、送ってくれていたのです。
私は子どもの頃からお餅が大好きで、世の中でいちばん好きな食べ物でした。
暮れにお餅が届くのを本当に心待ちにしていたものです。ところが、しばらくすると、そのお餅が、にっくき緑色の斑点に侵され始めてしまうのです。
子どものころから、お餅のカビにはずいぶん悩まされてきました。
こうして、さまざまなカビ対策を40年以上、試行錯誤してきたわけです。
私が小学生の頃の一般的なカビ対策は、水を満たした容器にお餅を入れるという方法でした。酸素を遮断するという考えなのでしょうね。しかし、カビの進行を少し遅らせる程度の効果しかなく、10日もすれば、だんだんとカビが生え始めてしまいます。末期には、赤い斑点や黄色の斑点も混じり、カラフルな物体へと変質していきます(おそろし(笑))。
当時は、食べ物を粗末にしなかった時代だったこともあり、多少カビが生えても、包丁でこそげ落として食べていたものでした。お餅のカビには毒性はないと信じられていた時代でもあります。よく洗ってもカビの味が残っていて、不味かったなぁ。今から考えると、よくあんなものを食べていたなという気がします。
さて、いまでは、ひとつもお餅をカビさせることなく、おいしく食べきっています。
完璧な方法だと自信がありますので、ぜひ参考にしてください。
まず、短期使用分と長期使用分に分けます。
短期使用はここ1か月で食べる分です(2か月経過してもカビは生えませんでしたが、一応安全をみて1か月ということで)。
長期使用はここ1年で食べる分です(おそらく、5年ぐらいは何の問題なく食べられると思いますが、一応)。
短期使用分は、こんな感じでタッパーの中にチューブのワサビを封入します。これで、OK。
ケチらないことがポイントです。1週間に1度ぐらい、補充していきます。
タッパーは、普通のものでもよいのですが、下の写真のように、ポンプで脱気できるものだとベターです。
フタの中央にポンプを押し当てて、スコスコとピストン運動をすると、中の空気が抜けるようになっています。
もちろん、タッパーは冷蔵庫に保管します。
冷蔵庫に入れておくと、タッパーの内側に細かな水滴が発生してしまうので、溜まってきたらキッチンペーパーで拭き取るなどして、なるべく、水分がお餅に触れないようにします。
底には、割り箸を割ったものを敷いて隙間を空けるとよいでしょう。
余裕がある人は、事前に次の作業をしておくとさらに防カビ効果が高くなります。
1. お餅の表面の粉を払い落とす
ここからカビが生え始めるので、粉は払い落とします。
キッチンペーパーでゴシゴシこすればOK。
2. 霧吹きで容器とお餅に日本酒を吹きかける
アルコール消毒です。私は お醤油をスプレーできる容器(少量の醤油でも
満足できるというアイデアグッズ)に、日本酒を入れて霧吹きをしていますが、
100均でもスプレーは売っています。
なお、お正月飾りの鏡餅を長持ちさせようという場合にも、この2つの方法は有効です。
鏡餅の場合も、底面にカビが生えないようにお餅と床との間に割った割り箸を忍ばせて、隙間を作りましょう。鏡餅をカビさせないためには、風通しを良くすることが重要です(扇風機で微風を当て続ければ、きっとカビません)。
さて、今度は、長期使用分の保管方法です。
これは、文明の利器(?)を使います。真空パック器です。
パナソニック 密封パック器 BH-951P [ホーム&キッチン]
空気を抜きながら密封したものは、冷凍庫に保存します。
この真空パック器を使うまでは、お餅を1つずつサランラップに包んで、それをさらにフリージングパックに入れて冷凍庫に保存していました。しかし、どうしても冷凍焼けで、次第にカサカサのボロボロになってしまい、1年間ももたないのですよね。
真空パックしたお餅は、パックした時点の鮮度と同程度の新鮮さを保てます。冷凍したとわからないぐらい。
食べるときは、パックを切って、レンジに20秒ほど入れてから普通に焼きます。
以上のように、短期保管と長期保管を組み合わせて、全部お餅をおいしく食べきることができるようになりました。送ってもらったお餅を初めて全部食べきったときは嬉しかったな。
[補足]
昔も書いたことありますが、焼けたお餅の熱でバターを溶かし、醤油を掛けて海苔を巻いて食べるとおいしいですよ。
炭水化物+油(糖分)というおいしいものの王道の方程式を満たしつつ、焼けたサクッという香ばしい部分と内部のアツアツの柔らかい部分が愉しめ、海苔の風味が食欲をそそります。
この食べ方を知らない人は、人生損していると思いますよ。 ( ̄0  ̄〃)
[補足 その2]
真空パック器は、使い切れない量のものを買っても、安定した品質で長期保存できるところがよいところです。
写真のように保存パックの余白を大きくとって密封すれば、切って開けても、また余白部分で密封を繰り返せるので、保存パックのコストはそんなに掛かりません。
ちなみに、真空パックされた麦茶の硬いことといったら。これで頭を叩いたら相当痛いです(笑)。
親戚が米どころ新潟にいて、毎年暮れになると、臼と杵でついたお餅をダンボール一箱、送ってくれていたのです。
私は子どもの頃からお餅が大好きで、世の中でいちばん好きな食べ物でした。
暮れにお餅が届くのを本当に心待ちにしていたものです。ところが、しばらくすると、そのお餅が、にっくき緑色の斑点に侵され始めてしまうのです。
子どものころから、お餅のカビにはずいぶん悩まされてきました。
こうして、さまざまなカビ対策を40年以上、試行錯誤してきたわけです。
私が小学生の頃の一般的なカビ対策は、水を満たした容器にお餅を入れるという方法でした。酸素を遮断するという考えなのでしょうね。しかし、カビの進行を少し遅らせる程度の効果しかなく、10日もすれば、だんだんとカビが生え始めてしまいます。末期には、赤い斑点や黄色の斑点も混じり、カラフルな物体へと変質していきます(おそろし(笑))。
当時は、食べ物を粗末にしなかった時代だったこともあり、多少カビが生えても、包丁でこそげ落として食べていたものでした。お餅のカビには毒性はないと信じられていた時代でもあります。よく洗ってもカビの味が残っていて、不味かったなぁ。今から考えると、よくあんなものを食べていたなという気がします。
さて、いまでは、ひとつもお餅をカビさせることなく、おいしく食べきっています。
完璧な方法だと自信がありますので、ぜひ参考にしてください。
まず、短期使用分と長期使用分に分けます。
短期使用はここ1か月で食べる分です(2か月経過してもカビは生えませんでしたが、一応安全をみて1か月ということで)。
長期使用はここ1年で食べる分です(おそらく、5年ぐらいは何の問題なく食べられると思いますが、一応)。
短期使用分は、こんな感じでタッパーの中にチューブのワサビを封入します。これで、OK。
ケチらないことがポイントです。1週間に1度ぐらい、補充していきます。
タッパーは、普通のものでもよいのですが、下の写真のように、ポンプで脱気できるものだとベターです。
フタの中央にポンプを押し当てて、スコスコとピストン運動をすると、中の空気が抜けるようになっています。
もちろん、タッパーは冷蔵庫に保管します。
冷蔵庫に入れておくと、タッパーの内側に細かな水滴が発生してしまうので、溜まってきたらキッチンペーパーで拭き取るなどして、なるべく、水分がお餅に触れないようにします。
底には、割り箸を割ったものを敷いて隙間を空けるとよいでしょう。
余裕がある人は、事前に次の作業をしておくとさらに防カビ効果が高くなります。
1. お餅の表面の粉を払い落とす
ここからカビが生え始めるので、粉は払い落とします。
キッチンペーパーでゴシゴシこすればOK。
2. 霧吹きで容器とお餅に日本酒を吹きかける
アルコール消毒です。私は お醤油をスプレーできる容器(少量の醤油でも
満足できるというアイデアグッズ)に、日本酒を入れて霧吹きをしていますが、
100均でもスプレーは売っています。
なお、お正月飾りの鏡餅を長持ちさせようという場合にも、この2つの方法は有効です。
鏡餅の場合も、底面にカビが生えないようにお餅と床との間に割った割り箸を忍ばせて、隙間を作りましょう。鏡餅をカビさせないためには、風通しを良くすることが重要です(扇風機で微風を当て続ければ、きっとカビません)。
さて、今度は、長期使用分の保管方法です。
これは、文明の利器(?)を使います。真空パック器です。
パナソニック 密封パック器 BH-951P [ホーム&キッチン]
空気を抜きながら密封したものは、冷凍庫に保存します。
この真空パック器を使うまでは、お餅を1つずつサランラップに包んで、それをさらにフリージングパックに入れて冷凍庫に保存していました。しかし、どうしても冷凍焼けで、次第にカサカサのボロボロになってしまい、1年間ももたないのですよね。
真空パックしたお餅は、パックした時点の鮮度と同程度の新鮮さを保てます。冷凍したとわからないぐらい。
食べるときは、パックを切って、レンジに20秒ほど入れてから普通に焼きます。
以上のように、短期保管と長期保管を組み合わせて、全部お餅をおいしく食べきることができるようになりました。送ってもらったお餅を初めて全部食べきったときは嬉しかったな。
[補足]
昔も書いたことありますが、焼けたお餅の熱でバターを溶かし、醤油を掛けて海苔を巻いて食べるとおいしいですよ。
炭水化物+油(糖分)というおいしいものの王道の方程式を満たしつつ、焼けたサクッという香ばしい部分と内部のアツアツの柔らかい部分が愉しめ、海苔の風味が食欲をそそります。
この食べ方を知らない人は、人生損していると思いますよ。 ( ̄0  ̄〃)
[補足 その2]
真空パック器は、使い切れない量のものを買っても、安定した品質で長期保存できるところがよいところです。
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写真のように保存パックの余白を大きくとって密封すれば、切って開けても、また余白部分で密封を繰り返せるので、保存パックのコストはそんなに掛かりません。
ちなみに、真空パックされた麦茶の硬いことといったら。これで頭を叩いたら相当痛いです(笑)。