2017年は、日本のアニメーションが公開されて100周年ということで、先日、NHKで「ニッポンアニメ100」という番組が放送されました。

視聴者投票で「ベスト・アニメ100」が選出されたそうですが、これがその結果です。
日本で制作された1万超の作品の中のベスト10です。

anime100

私は普段、アニメに特に関心はないのですが、3位の「魔法少女まどか☆マギカ」に関しては、やはり上位に来たかと思いました。

当初、私はこのアニメは、小学校低学年向けアニメ、かつ中年男性オタク向け萌えアニメに違いないと思い、なるべく近づかないようにしないといけないと思っていました。
---いい大人になって、魔法少女ものなんて、バカらしくて、観るわけがない。そんな趣味もないし。

ところが、この作品、あまりにネットの評価が高い。高すぎる。それで、つい観てみたら、もう号泣です。

人生で、最期に映画を一本だけ観れるとしたら、この作品を選びます。
主人公のまどかが最後に選んだ願いに、ほむらの決意と頑張りに涙が出るのです。

今日、DAIGOさんがこのまどマギについてTweetをしていました。
前述のNHKの番組を観て関心を持ったようです。



わかる、すごいわかる。...(≧ω≦。)

Wikiには本作の概要が次のように書かれています。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れずして人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。 (中略) 題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い。

この作品は、決して子ども向けではありません。むしろ、残酷なシーンや不気味なシーンや恐ろしいシーンが多くあって、メンタルに問題を抱えている人には勧められないレベルです。どれだけの親子連れが絵柄やタイトルのかわいさにつられて映画を観てしまい、唖然としただろうかとよくネットでささやかれています。

闇が深い分、その光もまぶしいほどです。

普段から、世界が平和でありますようにと本気で祈っているような人は、この作品に打ちのめされるほどの感動を得られると思います。

TVアニメ作品は、全12話です(2011年に放送)。
その12話を映画2本にまとめたものが、[前編] 始まりの物語 [後編] 永遠の物語 です(TV版と映画版はほぼ同じ内容)。

その続編の映画が、完全新作の [新編] 叛逆の物語 です。この作品は衝撃的な展開なので、賛否両論が溢れています。人によってはショックを受けたり、消化しきれない人もいると思います。
実際、これを見たDAIGOと北川景子さんの反応は次のとおりです。




私もこの新編を見た直後は、前作を台無しにする脚本と感じたのですが、時間を掛けて考えたら、これはこれで、次作でさらに完成された世界観を創りだすために必要なステップかなと考えています。

芸能界でもまどマギを好きな人は多いようです。


madotube


さて、明日、明後日、abemaTVで映画版を無料視聴することができます。

2017年5月6日(土)19:00 〜 23:15 「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版 前後編一挙配信
2017年5月7日(日)14:50 〜 19:00 「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版 前後編一挙配信
2017年5月7日(日)19:00 〜 21:03 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

別にアフィリエイトでもなんでないですよ。一人でも多くの人にこの作品を知ってもらえたら純粋に嬉しいです(まあ、私はずいぶんと周回遅れで本作を知ったのですが・・・)。

有料でよければDMMで各作品を視聴できます。
"まどか☆マギカ"のDVDの検索結果

最後にさまざまな受賞歴を。

第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞
SUGOI JAPAN AWARD 2015でグランプリを受賞
フランスAnime & Manga 19th Grand Prixで最優秀エスポワール(希望)賞を受賞