ちょっと前に、PCの動作がおかしくなって、何をやっても反応が遅くなってしまいました。
起動して30分位は普通に動くのだけど、だんだんと動作が遅くなってきて、最後には固まってしまう。
もう、こうなるとインターネットも見れないし、メールも読めない。不自由で仕方ない。
昔、職場のPCの管理をしていたので、こういう事態に対処するのは比較的得意なので、いろいろやってみて最後には無事に元通り動くようになりました。
この経験を通じて思ったこと。---ごく簡単な対処方法を2つ3つ知っているだけで、PCを自力で直せるケースもあるのだけど、みんなそういう方法を知っているのかな、ということ。案外、こういう症状を直せなくて、PCをずっとホコリをかぶらせたままにしてしまったり、新しいPCに買い替えてしまったりする人が多いんじゃないかなと。
というわけで、この記事はそんなに面白い内容ではないのだけど、ご自分のPC(Windows限定)の動作がおかしくなったときに参考なると思うことを書いてみますね。
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まず、PCの具合がおかしくなったときに役立つ万能修理方法。
「セーフモードで起動して、そのまま終了する」
これだけでPCの諸々の不具合が直ることも珍しくありません。
やり方は、次のサイトに詳しく書いてあります。
トレンドマイクロ Q&Aページ Windows 7 をSafe Mode(セーフモード)で起動する方法
http://esupport.trendmicro.com/solution/ja-jp/1309997.aspx
これはWindows7の場合ですが、リンク先にWindows XP、8、10、VISTAの場合も記述があります。
Windows7の場合、起動中の特定のタイミングでF8キーを連打することで、セーフモードに入れるのですが、知らない人は、え、そんなタイミングでそんなことをすると、そんな画面がいきなり現れるの!?隠しコマンドなの!?という感じのモードです。
通常、BIOS設定画面に入るためのキー(大体EscキーやF1キー)は表示されているのですが、セーフモードに入るためのキーは表示されていません。F8キーを連打するタイミングも表示して教えてくれません。慣れていないとよく失敗して、やり直しになります。
セーフモードは、デスクトップのアイコンの整列が乱れてしまうことが欠点ですが、いっぺん起動して終了するだけで、Windowsの問題点をある程度自動修復してくれます。
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今回の私のPCの不具合は、セーフモードでの起動を適宜挟みながら、次の対策を順にしていきました。
① ハードディスクの残り容量が極端に少なくなったときの症状に似ているので、Cドライブの空き容量チェック。
② ブラウザのキャッシュ(一時データ保存領域)にゴミデータが溜まって大きくなりすぎていないかチェック。
インターネットエクスプローラーだったら「閲覧の履歴」を削除することで解決できる。
③ ウイルス対策ソフトの状態と、ウイルスの感染チェック。
④ CtrlキーとAltキーとDelキーを同時に押してタスクマネージャー起動し、余計なプログラムが走っていないかチェック。
⑤ メモリのチェック
⑥ ネットワークを介して、外部とのやりとりが滞っているおそれがあるので、LANケーブルを引っこ抜いてみるチェック。
⑦ Cドライブのプロパティから、ハードディスクの「エラーチェック」によるチェック。
□ファイルシステムエラーを自動的に修復する(A)
まず、これだけチェックを入れて実施。
□不良セクターをスキャンし、回復する(N)
上のチェックだけで直らなかったら、このチェックも実施。
ただし、本格的にハードディスクの中身が壊れる場合もある
ので、必要なデータを事前にほかのメディアに退避させる。
チェックの終了まで数時間掛かる。
今回は結局、この⑦の対策が決定打になった模様です。直ってよかった~。
皆さんのPCが同じようにおかしくなったときの参考になれば幸いです。(^^)ノ