TVで「インド人は毎日カレーを食べて飽きないのか?」というテーマでインド人にインタビューをしていました。結論としては、無数のスパイスを無限に組み合わせられるし、普通の主婦でも200~300種類のカレー料理を作れるので飽きない、とのこと。確かに、昔インド旅行に行ったときに、食事がみんな辛いカレー味で困ったことがある。
韓国旅行に行ったときは、みんな辛い唐辛子味で困ったな。

で、思うのだけど、日本食だって「みんな醤油味」だよ。
すき焼き、寿司、天ぷら、うなぎ、かつ丼、天丼、刺身、おでん、うどん、そば、すべて基本は醤油味です。
日本食というと「だし」という人が多いけど、あくまでも香ばしい魚風味にするための一工夫であって、根幹は「醤油味」。外国人から見れば、みんな同じソイソースの匂いと味がすると思っているんじゃないかな。

日常的な食事だって、牛丼、生姜焼き、餃子、肉じゃが、焼き鳥、納豆、冷奴みんな醤油味。
ラーメンは醤油、味噌、塩、とんこつ味といろいろあるけど、もっとも人気のあるメジャーな味は醤油味。
ハンバーガーでさえ、照り焼き味という醤油味にしてしまう。
お菓子も、みたらしお団子が醤油味ですね。

和食に限っていえば、醤油と味噌でほぼ9割ですね。

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そして、醤油も味噌も大豆からできています。
結局、日本は大豆を工夫して食べてきた国なんですよね。
コメを主食と酒にして、大豆からできた味噌と醤油で味をつけた野菜と魚を食べてきた。

そうそう、日本食って、コメと大豆ばかりじゃないかと思って、そんな食材を集めた写真を撮ったことがあった。

ほぼ大豆とコメだけ [食事編]
大豆と米1

醤油・・・大豆
味噌・・・大豆
納豆・・・大豆
豆腐・・・大豆
油揚げ(みそ汁の具)・・・大豆
ご飯・・・コメ
日本酒・・・コメ

ほぼ大豆とコメだけ [おやつ編]
大豆と米2
豆乳・・・大豆
豆まきの豆・・・大豆
枝豆・・・大豆(未成熟大豆)
きな粉・・・大豆
お餅・・・コメ(もち米)

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その風土で収穫できて保存性の良い食物が、長い時間をかけておいしい食べ方を編み出されて、人々に愛されている食文化になっているんですよね。
インドは暑くて腐敗が早いから、香辛料が調味料として重宝され、日本は、多湿でカビやすいから麹菌から作られる調味料が発達したんですね。

インド料理がみんなカレー(香辛料)だったら、日本料理はみんな醤油(麹による調味料)だよ、という話でした。