人の歴史、街の歴史

先日、横浜開港資料館に行ってきました。

この建物の中庭に「たまくす」と呼ばれる立派な木があるのですが、
tamakusu

この木こそ、「ペリー提督・横浜上陸の図」の右側に描かれている木だといわれています。
perry

この絵は、加藤諒さんが出演しているアフラックのCMにも出てきますよね。


横浜開港資料館の展示を見るとよくわかるのですが、ほんとうに小さな漁村に過ぎなかった横浜村は、ペリーの来航を機に一気に国際的な港湾都市として飛躍的な発展を遂げていくのです。

同じこの空間に過去、加藤諒さんが立っていたと思うと・・・違う!(汗)・・・ペリーさんが立っていたのだと思うと、時間の流れの不思議さをつくづく感じます。

加藤諒さんの不老不死はフィクションですが、この「たまくす」の木は、実際にその時代より前から、ずっと命をつないできて、横浜の歴史を眺め続けてきたわけです。

慶応2年の大火や大正12年の関東大震災に遭うなどの歴史を経ながらも生き延びてきたこの木は、人の人生の短さと、人の世が代々継がれ街が変貌していくことの不思議さを一体どう見ているのでしょうね。

ものすごく泣けるアニメの話

2017年は、日本のアニメーションが公開されて100周年ということで、先日、NHKで「ニッポンアニメ100」という番組が放送されました。

視聴者投票で「ベスト・アニメ100」が選出されたそうですが、これがその結果です。
日本で制作された1万超の作品の中のベスト10です。

anime100

私は普段、アニメに特に関心はないのですが、3位の「魔法少女まどか☆マギカ」に関しては、やはり上位に来たかと思いました。

当初、私はこのアニメは、小学校低学年向けアニメ、かつ中年男性オタク向け萌えアニメに違いないと思い、なるべく近づかないようにしないといけないと思っていました。
---いい大人になって、魔法少女ものなんて、バカらしくて、観るわけがない。そんな趣味もないし。

ところが、この作品、あまりにネットの評価が高い。高すぎる。それで、つい観てみたら、もう号泣です。

人生で、最期に映画を一本だけ観れるとしたら、この作品を選びます。
主人公のまどかが最後に選んだ願いに、ほむらの決意と頑張りに涙が出るのです。

今日、DAIGOさんがこのまどマギについてTweetをしていました。
前述のNHKの番組を観て関心を持ったようです。



わかる、すごいわかる。...(≧ω≦。)

Wikiには本作の概要が次のように書かれています。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れずして人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。 (中略) 題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い。

この作品は、決して子ども向けではありません。むしろ、残酷なシーンや不気味なシーンや恐ろしいシーンが多くあって、メンタルに問題を抱えている人には勧められないレベルです。どれだけの親子連れが絵柄やタイトルのかわいさにつられて映画を観てしまい、唖然としただろうかとよくネットでささやかれています。

闇が深い分、その光もまぶしいほどです。

普段から、世界が平和でありますようにと本気で祈っているような人は、この作品に打ちのめされるほどの感動を得られると思います。

TVアニメ作品は、全12話です(2011年に放送)。
その12話を映画2本にまとめたものが、[前編] 始まりの物語 [後編] 永遠の物語 です(TV版と映画版はほぼ同じ内容)。

その続編の映画が、完全新作の [新編] 叛逆の物語 です。この作品は衝撃的な展開なので、賛否両論が溢れています。人によってはショックを受けたり、消化しきれない人もいると思います。
実際、これを見たDAIGOと北川景子さんの反応は次のとおりです。




私もこの新編を見た直後は、前作を台無しにする脚本と感じたのですが、時間を掛けて考えたら、これはこれで、次作でさらに完成された世界観を創りだすために必要なステップかなと考えています。

芸能界でもまどマギを好きな人は多いようです。


madotube


さて、明日、明後日、abemaTVで映画版を無料視聴することができます。

2017年5月6日(土)19:00 〜 23:15 「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版 前後編一挙配信
2017年5月7日(日)14:50 〜 19:00 「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版 前後編一挙配信
2017年5月7日(日)19:00 〜 21:03 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

別にアフィリエイトでもなんでないですよ。一人でも多くの人にこの作品を知ってもらえたら純粋に嬉しいです(まあ、私はずいぶんと周回遅れで本作を知ったのですが・・・)。

有料でよければDMMで各作品を視聴できます。
"まどか☆マギカ"のDVDの検索結果

最後にさまざまな受賞歴を。

第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞
SUGOI JAPAN AWARD 2015でグランプリを受賞
フランスAnime & Manga 19th Grand Prixで最優秀エスポワール(希望)賞を受賞

インドのカレー、日本の醤油と味噌

TVで「インド人は毎日カレーを食べて飽きないのか?」というテーマでインド人にインタビューをしていました。結論としては、無数のスパイスを無限に組み合わせられるし、普通の主婦でも200~300種類のカレー料理を作れるので飽きない、とのこと。確かに、昔インド旅行に行ったときに、食事がみんな辛いカレー味で困ったことがある。
韓国旅行に行ったときは、みんな辛い唐辛子味で困ったな。

で、思うのだけど、日本食だって「みんな醤油味」だよ。
すき焼き、寿司、天ぷら、うなぎ、かつ丼、天丼、刺身、おでん、うどん、そば、すべて基本は醤油味です。
日本食というと「だし」という人が多いけど、あくまでも香ばしい魚風味にするための一工夫であって、根幹は「醤油味」。外国人から見れば、みんな同じソイソースの匂いと味がすると思っているんじゃないかな。

日常的な食事だって、牛丼、生姜焼き、餃子、肉じゃが、焼き鳥、納豆、冷奴みんな醤油味。
ラーメンは醤油、味噌、塩、とんこつ味といろいろあるけど、もっとも人気のあるメジャーな味は醤油味。
ハンバーガーでさえ、照り焼き味という醤油味にしてしまう。
お菓子も、みたらしお団子が醤油味ですね。

和食に限っていえば、醤油と味噌でほぼ9割ですね。

          ※          ※          ※

そして、醤油も味噌も大豆からできています。
結局、日本は大豆を工夫して食べてきた国なんですよね。
コメを主食と酒にして、大豆からできた味噌と醤油で味をつけた野菜と魚を食べてきた。

そうそう、日本食って、コメと大豆ばかりじゃないかと思って、そんな食材を集めた写真を撮ったことがあった。

ほぼ大豆とコメだけ [食事編]

大豆と米1

醤油・・・大豆
味噌・・・大豆
納豆・・・大豆
豆腐・・・大豆
油揚げ(みそ汁の具)・・・大豆
ご飯・・・コメ
日本酒・・・コメ

ほぼ大豆とコメだけ [おやつ編]

大豆と米2
豆乳・・・大豆
豆まきの豆・・・大豆
枝豆・・・大豆(未成熟大豆)
きな粉・・・大豆
お餅・・・コメ(もち米)

          ※          ※          ※

その風土で収穫できて保存性の良い食物が、長い時間をかけておいしい食べ方を編み出されて、人々に愛されている食文化になっているんですよね。
インドは暑くて腐敗が早いから、香辛料が調味料として重宝され、日本は、多湿でカビやすいから麹菌から作られる調味料が発達したんですね。

インド料理がみんなカレー(香辛料)だったら、日本料理はみんな醤油(麹による調味料)だよ、という話でした。



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